システムエンジニアDさんの転職体験談

システム屋を生業にする上で、自分は何のためにこのプロジェクトに誠心誠意尽くしているのか、改めて疑問に感じることはないでしょうか。
私は「自分なら良いチームが作れる、もっと中身のある設計ができる。キャリアをつみたい、チャレンジしたい。」という思いから転職を実行に移しました。

転職活動は仕事を勤めながら1年以上をかけ、時間/体力/金(移動費)を必要としましたが、何の権限も与えられない環境から抜け出し、チャレンジする機会を得る事ができました。それに見合う結果と達成感、そして重要な対価も得ることが出来ました。
転職を経験した中で勧めたいのは、転職活動中に行う①募集条件の再確認、②求人内容の精査です。

①募集条件の再確認
募集条件の学歴/スキルは少々満たされていない場合でも、受け付けてくれる会社があります。転職フェアで直接担当者に聞く、また電話で問い合わせた場合、「では経歴書送付してください」と回答をくれる会社が多々あります。念のため経歴書には、募集条件アンマッチではありますが確認させて頂いた上で提出させて頂いている旨を記載し、あとは全力でアピールすること。当初希望されていた条件(学歴/スキル)に勝る、経験や考え方に興味を持ってもらい面接に繋がるケースがありました。
ですので、Webサイトで転職活動を行う場合、募集条件の絞りすぎには注意です。希望する会社を自ら逃す可能性があります。

②求人内容の精査
面接など実際に採用側と会う機会では、自信を持って自分をアピールした後、求人内容(特に給与面や待遇など)を確認してしまうことを勧めます。初回面接で聞くのは憚られると思う方もいると思いますが、採用側に採用の意思があれば積極的に話してくれます。採用側もスキル/条件等のアンマッチでいずれ辞めてしまう社員を入れても仕方ないという思いからか、聞けば求人案内より詳細に教えてくれる会社が多いです。

経歴書提出枚数と面接回数が増えるたび、自分が変化している実感が沸きました。自分を客観的にみることができ、日々の生活も改善されました。
「少しでも自分の希望する条件に近い会社に、少しでも自分がやりたいことを実現できる会社に入りたい」という目標を細分化し、どういう会社か、自分は何がしたいのか、毎日毎日考えていました。考えること、決めることで、採用してもらえるという自信がつきます。経歴書送付や面接は毎回本番ではありますが、理想に近い会社を見つけたときに全力で挑めるように、気になる会社には全てエントリーする気持ちで挑むことを勧めます!!