WEBエンジニアFさんの転職体験談

もともと別業界から未経験で転職してWebエンジニアになったのですが、ひとつの会社で4年くらい働いた頃、仕事も自分のスキルもマンネリ化してきてしまったことを感じ、「そろそろステップアップしてキャリアを積みたいな」と思って、転職をしました。今日は自分の活動から学んだ転職のコツを伝授したいと思います。
●条件は明確に
「やりたい仕事をする」のような抽象的な条件で転職活動を成功させることは難しいです。「この言語を使う」「こんな案件に携わる」「自社案件なのか、受託なのか、特定派遣なのか」といった業務の条件、会社の規模、給与、あとは将来どうなりたいのかもしっかり考えておきましょう。SEにキャリアアップしたいのか、生涯プログラマーでいたいのか、最後の転職にするのか、いずれフリーになりたい願望があるのか、など思いつく限りの条件を洗い出し、それらに順位をつけていきます。まず必須項目は再優先のものとしてピックアップ、それ以外の「できれば」の条件は、その中での順位つけをしましょう。
●面接は堂々と
誰だって転職活動は緊張します。うまくこれまでの経験をアピールできないこともあるでしょう。しかし、そこでオドオドしてしまったり、自信のなさが伝わってしまったら、その面接を突破することは難しいかもしれませんね。嘘はいけません、でも堂々と自分をアピールしましょう。できないことは誰にでもあります。これまでの経験、精神力、体力、いま勉強中のことなど、あなたの得意なことやできることをアピールしていきましょうね。
●口コミサイトやSNSで会社の評判を知ろう
「口コミサイトに良いことが書かれていたけれど実際は悪い会社だった…」というのはそれなりによくあるかと思います。しかし、「口コミサイトには悪く書かれていたけれど良い会社」というのはあまりない気がします。少なくともわたしは見たことがありません。また、会社の雰囲気を見たい場合は、Facebookなどでその会社の従業員のページを見てみましょう。社員同士が友だちになっていなかったり、コミュニケーションを取っていない会社は、社内メンバーの仲があまり良くないのかもしれませんね。
●現職に残るという選択肢も視野に
最後ですが、そもそも転職をする必要はあるのでしょうか。現職に残るほうが良い場合もあるかもしれません。転職活動をするときは「候補の会社を比較する」のではなく「現職も含めて候補の会社を比較する」ようにしましょう。転職は体力も気力も必要です。する必要がないのであれば現職にとどまるほうが良いことのほうが多いです。