うつ病エンジニアの転職までの経緯

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はじめまして、たけるです。

 

僕は24歳のとき、職場での人間関係により、軽度のうつ病を患いました。

 

今は、一番のストレスになっていた前の職場からも離れることができ、
東証一部上場企業に転職でき、ネットワークエンジニアとして働けています。

 

本当に周りの方に助けられたなと感じています。

 

その恩をこうして、ブログに綴ることで当時の自分と同じ境遇だった方々に
共感、励みにしていただく形で社会に貢献できたらなと考えています。

病気のときって、盲目になってしまうんですよね。

その状況だけが自分の世界のすべてだと思ってしまう。

 

環境は変えられます。転職は逃げではないです。

 

今の職場がすべてではないはず。

 

 

 

鬱と診断されるまで

それは、2014年の冬ごろの出来事でした。

 

仕事でくたくたになって、家のドアを開けた直後に

急に息苦しくなり、手が震え始めました。

 

これはヤバイ、と思って急いで家を飛び出し、

近所で気持ちの落ち着きそうな川辺を散歩しました。

 

ストレスが原因だということは明白でした。

 

それが起きる1週間前から夜もろくに眠れず、

会社に行ってはソリの合わない上司の

顔色を窺う毎日だったからです。

 

主にストレスの原因は下記でした。


・気分屋の上司
・やりがいのない仕事

 

気分屋の上司

自分で言うのもなんですが、僕の性格は

割と論理的なタイプ。

 

対して、上司は典型的な感情的なタイプでした。

 

職場での人間関係が転職理由の第一位らしいです。

 

やりがいのない仕事

サーバの常駐運用業務というのが仕事だったのですが、

トラブルがないときはとても暇でした。

 

上昇志向が強い自分にとっては退屈で

スキルアップできている実感がなく、

日々無駄にすごしていることに対し

とても大きなストレスを感じていました。

 

このままでは自分は壊れてしまう、

そういう恐怖に駆られ、

翌日会社を休み診療内科を受診しました。

 

診断結果は軽度の鬱病ということでした。

 

自分は精神力が強いと思っていたので

その診断を聞いたときはとてもショックで

誰にも相談できませんでした。

 

 鬱と診断されてから

 仕事も休みがちになり、さすがにこのまま隠し通せないなと思ったため

上司ではなく、部長へ打ち明けることにしました。

 

上司ではなく、部長へ伝えたのは、上司には言いづらかったから、

そしてうやむやにされるのを懸念して部長へ伝えることにしました。

 

内勤の部署に異動させてくれと訴えましたが

すぐには異動させられないと言われ、

そのままその部署にいることになりました。

 

ただ、上司はそれ以降優しくなりました。

 

人間関係のストレスは対象改善されたもの、やりがいのない

仕事については相変わらずでした。

 

病気も治る気配がなく、半年休職することになりました。

その間は副業などをやっており、せどりなどをやっていました。

 

そして転職活動へ

職場から離れ、好きだったフットサルなどを友達とやって

体を動かすうちにだんだんと活力が沸いてきました。

 

そして、今の現状を変えよう!

そう決心できるようになったのです。

 

転職サイトへの登録、

さっそく転職エージェントから募集がありました。

 

そのときはまだ本気で転職できるとは思っていませんでしたが

なにかを改善したいそういう強い気持ちで突き進んでいきました。

 

1社目の面談:

結論から言うと合いませんでした。

転職を強く進めてきたんですね。

もう売る気満々、そんな感じです。

 

2社目の面談:

1社目と異なり、すぐには転職を進めませんでした。

現状の分析、今のところで本当にスキルアップできる要素はないのか、

あなたの決意が決まってからで遅くないのでは、そう言ってくれました。

 

その言葉にとても安心感を覚えたことを記憶しています。

 

そして、職場に復帰しました。

 

今度は違う視点でがんばってみようと思いました。

仕事がスキルを与えてくれるのではなく、自分からスキルアップ
つながることがないか探しに行く。

 

そういう視点で物事を見るようになりました。

広い視点で物事をとらえようとするとチャンスはすぐに向こうからやってきました。

 

また、転職エージェントに会ってみることにしました。

そして、数社紹介され、そのうち1社に転職することができたのです!

 

まとめ

すべては行動が結果を生んだ。

動くことで前向きになり、転職しようという意欲が沸いた。

 

それが成功の秘訣だったと思います。

 

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